わいわい広場第349号 令和元年9月発行 募集 オータムコンサート 他 報告 納涼祭 他 読者の広場 私の出逢った交流センターでの新しい経験 エッセイ 許すということ 今月の予定 オータムコンサート きりく ハンドベルアンサンブル 日時 11月10日 日曜日 午後1時30分開演 午後1時開場  場所 ホール 対象 どなたでも 定員 200名 先着順 事前申込みが必要です 当日券はありません 費用 500円 中学生以下無料 申込み センター個人利用証お持ちの方 9月20日 金曜日から  センター個人利用証お持ちでない方 10月2日 水曜日から 問合せ 文化芸術担当 9月の個人利用できない日 体育館 1日 日曜日 午前 午後 5日 木曜日 夜間 7日 土曜日 終日 8日 日曜日 終日 12日 木曜日 夜間 13日 金曜日 夜間 19日 木曜日 夜間 20日 金曜日 夜間 26日 木曜日 夜間 27日 金曜日 夜間 28日 土曜日 夜間 29日 日曜日 午前 午後 STT室 1日 日曜日 午前 午後 7日 土曜日 終日 8日 日曜日 終日 29日 日曜日 午前 午後 プール 休館日以外はご利用になれます 運動場 7日 土曜日 午後 8日 日曜日 午前 午後 28日 土曜日 午前 午後 29日 日曜日 午後 ソフトボール場 1日 日曜日 午前 午後 7日 土曜日 午後 8日 日曜日 午前 午後 28日 土曜日 午前 午後 アーチェリー場、ゲートボール場 8日 日曜日 午前 午後 午前 9時から12時 午後 13時から17時 夜間 17時30分から20時30分  都合により変更となる場合もございます  不明な点がありましたら 受付または職員にお問い合わせください 読者の広場 私の出逢った交流センターでの新しい経験 松村喜代子 さん  何年いえ二十数年も前になるでしょうか プールを利用し始め まだ小学生だった娘達を連れ夏休みに通ったのを思い出します    それからしばらく子育てや仕事で なかなか行く事が出来ませんでしたが数年前 車椅子ダンスの友人に誘われ一か月に一度ですが通い始めました  昨年の秋 何気なく受付で見たUVレジン教室の募集を見て娘が作ってくれたアクセサリーを思い出し 興味があったので申し込みました  とても楽しくこのような文化活動もして下さるのがわかり フラワーアレンジメント教室 ミニ盆栽教室 陶芸教室 ショートテニス 日常プログラムでのボッチャ カーリング等に参加させていただき久しぶりの筋肉痛を感じたり 映画や落語 バンド鑑賞等々 私の手帳は日程表が埋まっていくのにつれ知り合いや友人が増えあっという間に半年が過ぎました  スタッフの皆さんも名前を覚えて挨拶をしてくださったりとても安心です  まだまだ何かできるかなという喜びと 新しいことの刺激が毎日の楽しみです  同じことを同じ材料で習っているのに 人それぞれ個性の違いが出ているので それを見ているのも楽しいです  最近陶芸教室で教わった小鉢に 主人の晩酌のおつまみに何をのせようと思ったり ミニ盆栽教室で作った苔玉にお水をあげたり 毎日が新しい発見と忘れかけていた情熱を感じます  新しい友人も増え これからも健康に気をつけて色々な経験をしたいと思っています スタッフの皆様よろしくお願いいたします 報告1 納涼祭  台風の影響で心配された納涼祭でしたが 7月28日無事に開催することが出来ました 当日は ボランティアさん56名を含め947名の方に参加していただきました  今年のテーマに ありがとう30年 を挙げ センター開所30年という節目に当たることでそれにちなんだイベントも行われました オープニングでの くす玉割り  広報誌わいわい広場300号までの掲示による主な出来事の振り返り等を実施しました  ステージには3団体 北袋鼓友組 Colors カラーズ  てぃだエイサー隊 と打楽器中心の内容で それぞれの特徴を生かして大いに会場を盛り上げていただきました  4団体の出店 屋内外の縁日コーナー お楽しみ抽選会とそれぞれに盛り上がりが見られ 最後に花火が打ち上げられ暑い夏の夜を飾り無事に納涼祭を終了することが出来ました 報告2 中高生福祉体験講座  7月25日 木曜日 中高生を対象とした中高生福祉体験講座に20名の学生が参加し開催いたしました   手話コミュニケーションでは 今年初めての企画として大宮ろう学園の生徒さんを講師として受講生の皆さんに手話を学んでもらいました     車いすバスケットボール体験も車いすの操作の難しさやシュートが届かないもどかしさに苦戦しつつも ミニゲームを楽しむことができたのではないでしょうか     視覚障害者の生活とスポーツでは STT サウンドテーブルテニス をアイマスクをして体験 音を頼りにラケットを動かしましたが なかなかボールに当たらず難しさが実感できたと思います   講座を通じ 障がいがあってもスポーツを楽しめる事に驚きを感じていたようです    また手話体験では 同じくらいの年の子達に学んでとてもわかりやすかった 大宮ろう学園の生徒さんがやさしく丁寧に教えてくれたのですぐ手話を覚えられた もっと 障がいのある人について知りたいです 福祉系の学校に進みたいと思いました といった感想もあり 夏休みの有意義な一日になったようです 皆さんのこれからのご活躍を期待しております 募集1 朗読講座  朗読ボランティアに向けて実践的な技術を学びます 日時 10月23日 11月6日 20日 12月4日 18日 25日 1月8日 15日 全8回 各水曜日 午後1時30分から午後3時30分 発表会 1月22日 水曜日 午後1時30分から3時30分 場所 第3会議室 対象 朗読ボランティアに興味 関心のある方 定員 15名 先着順 費用 無料 講師 庄野輝子氏 元NHKアナウンサー 申込み 9月10日 火曜日 から 10月10日 木曜日 問合せ 文化芸術担当 募集2 料理教室 栄養を学ぶ 日時 10月25日 金曜日 午前10時 から 午後1時 場所 調理研修室 対象 障害のある方 定員 8名 費用 1000円 申込み 9月19日 木曜日 から 10月4日 金曜日 問合せ 文化芸術担当 募集3 UVレジン教室 日時 10月20日 日曜日 午後1時30分 から 3時 場所 第一工芸室 対象 障害のある方 定員 10名 費用 700円 申込み 9月10日 火曜日から 10月2日 水曜日 問合せ 文化芸術担当 募集4 体力体組成測定の日 日時 9月12日 木曜日 午後1時30分から3時 9月13日 金曜日 午前9時30分から12時 9月14日 土曜日 午後1時30分から3時 場所 体育館 内容 体重や体脂肪率の測定 また簡単な体力測定 長座体前屈 握力 バランスなどを行います 対象 障害のある方とその介護者 定員 なし 費用 無料 問合せ スポーツ指導担当 事前の申し込みは必要ありません 当日体育館へお越しください 最終受付は15分前となります 募集5 にこにこおんがくかい 日時 9月21日 土曜日 午後1時30分から2時30分 場所 ホール 対象 障害のある方 定員 80名程度 費用 無料 出演者 うた 深沢さえ氏 他 申込み 当日直接お越しください 問合せ 文化芸術担当 募集6 映画鑑賞会 オードリーヘップバーンの シャレード 113分  今回の作品には副音声によるナレーションはありません 日時 9月28日 土曜日 午後1時30分から3時30分 場所 ホール 対象 どなたでも 定員 なし 費用 無料 申込み 当日直接お越しください 問合せ 文化芸術担当 エッセイ  許すということ 瀬川 美和  生きていくうえで 人間誰しも許せないと思う出来事に遭遇するでしょう そして情動を伴う行為で最も難しいのが 許すということ ではないかと思っていました   程度にもよりますが 許せない出来事 が常に頭の中を支配しているとイライラし そのことに囚われる心の狭い自分が嫌になるのですが だからと言って簡単には許すことができないのが人の常でもあります 悪くないのになんでわたしが と意地を張ったり損得勘定が働いたり  松本サリン事件で 容疑者扱いをされ 世間からも犯人とみなされるような報道被害を受けた河野義之氏のインタビューが 朝日新聞の特集記事として掲載されていました 当時 奥さんはサリン中毒のため意識不明 苦境を受け止めるために河野さんが 中学 高校の三人のお子さんに対して 人は間違うものだ 間違えているのはあなたたちの方だから許してあげる そういう位置に自分の心を置こう と言い聞かせたそうです   意地悪をする人より少し高い位置まで心を引き上げようということだそうです 悪いことはしていないのだから卑屈にならず平然と生活しようとの思いだったと語られていました 特定の宗教を信仰されていたわけではなく 許すという行為が精神的な支えになっていたそうです  その後 真犯人が捕まりましたが 結局奥さんは意識を回復しないまま亡くなられました それでも 警察も犯人も許すとおっしゃっていました ここまではなかなかできません  人間は間違うもの 間違いを犯さない人などいないはず 許される行為がこの世に存在しなければ平和は成り立たないかもしれません また 許さないという負の感情を持ち続けることは無意識に自身の負担にもなっているかもしれません  記事を読んだあと  間違えているから許してあげる  そう見習って家族に対しての許せない気持ちを手放そうと試みました 簡単にはいかないです でも少しずつ努力してみようと思います